ステイサムが普段よりはいくらか人間らしい。
とは言うものの、半殺しにされたりナイフで刺されてボコボコにされても戦い続けるのは、耐久力という面ではいつも通り人間を卒業してる。敵からしたら、さぞ恐ろしいだろうね。
敵の隠れ家を探したりするあたりは、何となくメカニックに通じるものを感じた。
物語自体は単純だし、敵がめちゃくちゃ強いってわけでもないんだけども、数あるステイサム映画の中でも、個人的には特に気に入ってる作品。
映画の長さも丁度よく、前述の通りステイサムが(比較的)人間らしいため、ハラハラする展開もある。それでもステイサムはステイサムなので、ある程度安心して見ていられる。
終盤は、もろもろあって、爽快感のあるアクションは少なめになるけれど、それも含めて全体的にとてもバランスの取れた作品だと思う。
あと、ラストシーンは普段通りのステイサムに戻っていて、かっこいい終わり方。