このレビューはネタバレを含みます
「僕には障害はないけど、欠点ならたくさんあります。」って初対面の人に言う屈辱感、帰ってきた後部屋を荒らす不甲斐なさ、胸がぎゅっとなったね。
自分は誰にも好かれてないんだって、自信無さげな健太郎だったけど、早退した時に同僚からも上司からも頑張れってされるなんて愛されてるじゃん!ってホッとした。
でもそれは健太郎が初めて人を好きになって、人間的な愛くるしさが出てきたからなんだろうねぇ。
最後の点字で打った手紙、感動した。
健太郎のペースであの長さを初心者が打つの相当時間かかるよ。
一文字ずつ、愛情込めてるのが伝わって良かったなぁ。