マーロン・ブランドは大好きだけど
大好きなゴッドファーザーの
ヴィトー・コルレオーネが好きすぎて
マーロンの他の映画全然観てなかったから
観てみた！
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あばれもの。The Wild One。
1953年公開のアメリカ映画。
白黒映画。
オープニングで流れる「コロンビア」のタイトルも白黒。
なんかかっこいい。
たったの79分の映画で、
エンドロールもエンディングソングもなくて
トムとジェリーのように「ジャン！」って終わる。（笑）
それがまたカッコイイの。
バイク乗りなら、知らない人はいないよね！
っていうくらい有名な映画。
ようやく観れました！
古いもの好きだから、
この時代のアメリカをひしひしと感じれる
コーヒー屋のタイポグラフィとか
オープニングタイトルとか
そういうのにも目が釘付けでした。
背中にチームの名前「B.R.M.C」のライダースに
ロールアップしたLevi'sのデニム、
それにエンジニアブーツ。
トライアンフにまたがったマーロン演じるジョニー。
バイクチームのリーダー。
暗黒の反逆者 B.R.M.C (Black Rebel Motorcycle Club)らしい。
何に反逆してるかは特に意味はないらしいけど、
どう見ても反社会派のチーム。
警察大っ嫌い。
人に指図されるの大っ嫌い。
仲間と楽しくつるみながらバイクであちこち行く。
バーでつるむ姿や、路上でアホなことしてるB.R.M.Cのみんな。
途中で出てくるマーロン演じるジョニーの元いたチームのみんなも
相当なお調子者でアホな人たち。でも憎めない系の人たち。
中でもリーダーのチノが最高だった（笑）
小さい子の真似して駄々っ子っぽい言葉で話す時のチノ（笑）
最終的に、小さな町で20歳のジョニーが
権力者のおっさんを中心に町の人から攻撃されるんだけど
もうもはや「乱暴者」ってどっち！？ってなるストーリー。
若者と大人の意見がぶつかり合う話。
最後のジョニーの決め顔は
さいっっっっっっっっこうにカッコよかった。
ストーリーもハラハラ面白いし、
50年代のロックやロカビリーも聴けて
もう非の打ちどころがない映画でした。
（マーロンがカッコよすぎて、オープニングの
ちゃっちすぎるCGですら全然許せちゃう 笑）
「ザ・ビートルズ」の名前の由来が
この映画のセリフかららしいけど
ジョンレノンもきっとこの映画が大好きだったんだろうね。
マーロンが、とにかくカッコよすぎる。
オープニングからラストシーンまでの全てがカッコイイ！！
そりゃみんな真似したくなるよ！！
だってカッコイイもん！
顔も髪型も服も話し方も歩き方もダンスの誘い方も！
あと仲間たちもかっこいよね。面白いし。
あーゆうのを正真正銘の「馬鹿騒ぎ」というんだろうね（笑）
チームっていいな。って思った。観てて。
チノのチームに比べて、ジョニーのチームはすごい人数だったけど
楽しいんだろうなぁ。みんなでああやって馬鹿騒ぎして。
あとは何と言ってもファッション！
当時まだ作業着だったデニムをおしゃれアイテムにしたマーロン。
ジェームスディーンも憧れちゃったそのスタイル！
かっこ良すぎる。
今の時代にこのチームが走りまわってても
何の違和感もない！
スカーフや帽子、手袋、とかの小物系も
全部かっこいいしセンスいい。
高円寺や下北に、この格好のマーロンが歩いてても
一切浮くことはないと思う！
63年前のファッションだよ！？
信じられない！！
この映画に出てたバイカー達全員の
スナップ集とかないかなぁ。
1人ずつ、細部まで記録してるようなやつ。
あったら絶対買うのに！
やっぱカッコイイものはすたれないし
若者に受け継がれていくんだね。
もう、そういうファッション系の感動も大きかった。
Levi's履きたい。
79分の中で、ジョニーは一度も服を変えないから
もっと観たかった！！
いろんな着こなしを！！！
しかしやっぱ50年代の映画とかっていいよね。
今みたいにギミックだらけの映画とかも面白いけど
こういう直球でシンプルな映画も大好き。
ここらへんのマーロンの映画。
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The Wild One → 乱暴者（あばれもの）
On the Waterfront → 波止場
Guys and Dolls → 野郎どもと女たち
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邦題にもすっごい時代を感じるよね（笑）
よし！次は「欲望という名の電車」を観よう！
ヴィトー・コルレオーネのマーロンもかっこいいけど
若き日のマーロンもかっこいい！
（この役の時は30歳くらいだよね）
しかもこの頃から渋いオーラばっしばし！！
最高でした。
世界中のミュージシャンやバイカーやファッショニスタに
多大な影響を与えてくれた歴史的な１本だと思います！
