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HK 変態仮面のINOKEEEのネタバレレビュー・内容・結末

HK 変態仮面(2013年製作の映画)
3.0

このレビューはネタバレを含みます

【うん。振り切ってるよね.....。】

監督・脚本は「勇者ヨシヒコと魔王の城」「俺はまだ本気出してないだけ」「33分探偵」の福田雄一ということで、とにかく面白い。ここまで、バカやると笑える。

特に俳優さん。安田さんは後半基本、裸よりも恥ずかしいカッコで街中を駆け回っている。

ムロさんや木南さん、佐藤さんといった福田監督作品にはよく出ているメンバーや敵の仮面たちには面白い人を使っていた。よかったのは、海外マーブル作品へのオマージュっぽいのを感じるシーン。

冒頭の変身シーンや悩む狂介が変態仮面と対話するシーン。いかにもヒーローものっぽくて好き。

何となく、カメラの取り方はデジタルで映画っぽくないのが残念で、少し安っぽくなってしまうがそこは最近の潮流なのかな。そっちの方が安いしね。

でも、低予算、想像以上の作品で結構楽しめる作品だと思う。もっと、福田さんらしく貧乏っぽくしてくれてもよかったと思う。
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