個人的にはサンライズ、サンセットの本当にこの瞬間を逃したらいつ会えるかわからないみたいなドキドキ感がこのシリーズの好きなところだったから物足りなさを感じた。
でもこれはこれで、いつまでも23歳、32歳のころの若さならではの勢いとか熱量のある恋愛ストーリーではない、夫婦としてのリアルな感情や考えが見られておもしろい。
まだ子供たちが幼くて、前妻との子供もいて確立していない生活にストレス感じたりする姿が見られたけど、落ち着いていくんじゃないかなと想像した。別荘の食卓にいた若者カップル、彼らよりも少し上のカップル、すでに夫を亡くした女性とその友人っていうのが、それぞれ若かったころの彼らとこれから年を経てからなる未来の姿をさしているのかなと思った。
CALL ME BY YOUR NANEでも見られたようにヨーロッパではこういう食卓を囲むのが、よくあることなのかな。とてもステキな文化だと思う。家族だけじゃなくて、異なるバックグラウンドを持つ知人やお客さんを招いて、年代や文化、価値観を交換し合う場所があると、広い知識を得られていいなと思った。