あやこ

ビフォア・ミッドナイトのあやこのレビュー・感想・評価

ビフォア・ミッドナイト(2013年製作の映画)
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前作で思ったけど、わたしが男だったらセリーヌとうまく行く自信ない。

がしかし、セリーヌはまるでわたしのようで、
ほとんどの女の人はそう思うんじゃないかなー。



物語は丸く収まって終わったかのように見えるけど、
ケンカのネタは一つも解決してない、


夫婦ってそんなものだよね、と思う。


日々小さな不満を抱えつつも、どれだけ相手に歩み寄れるか。



イヤになったらもう、何もかもがイヤになってつっかかるんだよね、

でもジェシーは何もかもを包括して無償の愛を捧げてくれる。

我が夫も。



観ながらなんども、
「そうそう、男ってそーなんだよね!!!!怒」
と思ったし、
「ジェシーの心の広さはまるで我が夫のようだなぁ。。。
わたしはこんなヒステリックババァ相手にこうはなれない…」
と思ったし、
「でも今の論点そこじゃなーい!!!!!」
て思うのもあって、

自分の夫婦喧嘩をハタから見てるかのようだった、

最終通告してバーン!って部屋を飛び出して、
でもまだ言いたいことあって戻ってくるのとか、
わたしの行動見られてるようで落ち着かなかったよ…


つまりめちゃくちゃリアルだった。



相手を好きだから、わかってほしいから訴えかけるんだよね。



ケンカの言い合いシーンが長くて、正直嫌な気持ちになるけど、
ほんとにリアルで見入ってしまう。

こうやってたまにガス抜きしつつ、夫婦は続いていくのだろうなぁ。
あやこ

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