前作で思ったけど、わたしが男だったらセリーヌとうまく行く自信ない。
がしかし、セリーヌはまるでわたしのようで、
ほとんどの女の人はそう思うんじゃないかなー。
物語は丸く収まって終わったかのように見えるけど、
ケンカのネタは一つも解決してない、
夫婦ってそんなものだよね、と思う。
日々小さな不満を抱えつつも、どれだけ相手に歩み寄れるか。
イヤになったらもう、何もかもがイヤになってつっかかるんだよね、
でもジェシーは何もかもを包括して無償の愛を捧げてくれる。
我が夫も。
観ながらなんども、
「そうそう、男ってそーなんだよね!!!!怒」
と思ったし、
「ジェシーの心の広さはまるで我が夫のようだなぁ。。。
わたしはこんなヒステリックババァ相手にこうはなれない…」
と思ったし、
「でも今の論点そこじゃなーい!!!!!」
て思うのもあって、
自分の夫婦喧嘩をハタから見てるかのようだった、
最終通告してバーン!って部屋を飛び出して、
でもまだ言いたいことあって戻ってくるのとか、
わたしの行動見られてるようで落ち着かなかったよ…
つまりめちゃくちゃリアルだった。
相手を好きだから、わかってほしいから訴えかけるんだよね。
ケンカの言い合いシーンが長くて、正直嫌な気持ちになるけど、
ほんとにリアルで見入ってしまう。
こうやってたまにガス抜きしつつ、夫婦は続いていくのだろうなぁ。