nori007

ガッチャマンのnori007のレビュー・感想・評価

ガッチャマン(2013年製作の映画)
3.0
以前から日本製のアメコミヒーローのような
リアリティのある物は作れないのだろうかと思ってました。
この映画は、その難関に挑んだ意欲作でしょう。
たしかに地球規模な危機とギャラクターの設定と
石の適合者であるガッチャマンの設定をリアリティ
あるものにしていて壮大な世界観としています。
画面の絵作りもかなり頑張ったと思います。

ただし、キャラ設定は少々問題があると思う。
というのも、どのキャラもそこそこ嫌な面ばかり目立ち
誰にも感情移入しづらい。作戦は絶対だと仲間の意見は突っぱねる。
石の適合者だから仕方なく戦っている。ジュンにいったっては
恋愛のことしか頭にないのでは?
最近のヒーロー物は、ヒーロー故の悩みを持つのが主流だけど
この作品では、すべてがネガティブな悩みばかりなので
それを延々と観させられる観客はつらい。

あと、ガッチャマンらしさが希薄だったのも残念。
ギャラクター戦闘員との立体的格闘とか、各マシンでの
アクションは必要だったのでは?
それにガッチャマンといったら白鳥ジュンの◯◯◯◯は外せないだろ!!
ゴッドフェニックスにしても、全然ゴッドフェニックスじゃないし。。。
もっとヒーローとしてのガッチャマンを見たかった。
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