nori007さんの映画レビュー・感想・評価

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メーテルレジェンド 交響詩 宿命 第二楽章(2000年製作の映画)

3.3

1000年女王が機械の体を手に入れ、やがて暴走する。
これに仕組まれた罠であった。

メーテルとエメラルダスも必死の抵抗をするが、いよいよラーメタルを脱出しなくてはならなくなる。そこに救出に登場するの
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メーテルレジェンド 交響詩 宿命 第一楽章(2000年製作の映画)

3.5

劇場版三部作を見た後に、つづけて視聴。
松本零士作品のクロスオーバーな作品と知らずに見たので「1000年女王」を見てからにすればよかったと少し後悔。

自らの星を守るために率先して機械の体となった10
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銀河鉄道999 エターナル・ファンタジー(1998年製作の映画)

3.4

銀河鉄道999(1979)
さよなら銀河鉄道999 -アンドロメダ終着駅-(1981)
と続けて見てくると、まるで話がつながっていなくて結構びっくりする。

まあ999自体、少年の幻想。メタフィクショ
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さよなら銀河鉄道999 -アンドロメダ終着駅-(1981年製作の映画)

3.6

前作から2年後の公開で、劇中でも2年が経過している。
驚くべきは作画の素晴らしさで、さらに光のエフェクトが追加されて格段の進歩した作画が見られる。

ストーリーとしては前作の焼き直しの感が拭えないが、
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銀河鉄道999(1979年製作の映画)

3.8

まだ70年代にこんな名作が完成してたとは。
極貧の少年が母親の復習と、永遠の命を貰えるアンドロメダへと旅立つロードムービー。

旅の途中には、粋な人々が登場し、キャプテンハーロックやクイーンエメラルダ
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モスラ(1961年製作の映画)

3.5

東宝のゴジラ、ラドンにつづく怪獣キャラクター、モスラが登場。
その後も多くの怪獣映画に登場する人気キャラだ。

主人公がフランキー堺なのでユーモラスな展開も多い。
小美人のネーミングは新聞屋がつける定
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八犬伝(2024年製作の映画)

3.0

序盤はちゃんと八犬伝からはじまるのだが、突然、作者の滝沢馬琴が登場してしまう。
つまり八犬伝を執筆する過程の話なのだ。滝沢馬琴と葛飾北斎に役所広司と内野聖陽という大御所が演じ
八犬伝パートでは特撮など
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チンピラ(1996年製作の映画)

2.0

縮緬三尺ぱらりと散って花の都は大東京~

この口上は昔、覚えてたほど金子正次が大好きだった。
もちろん「チ・ン・ピ・ラ」はかなりの衝撃を受けた。

そして原作に忠実なチンピラがあるというので視聴。
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ゴジラVSスペースゴジラ(1994年製作の映画)

3.0

今までスペゴジがあまり好きではなかったのだが、やっと最近好きになってきた。
モゲラのパイロットが柄本明さんというのがいいな。そして橋爪淳さんも!後にウルトラマンゼットでセブンガーを担当するところはこの
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ゴジラVSモスラ(1992年製作の映画)

3.6

平成ゴジラも見直すとおもしろいな。
序盤のインディージョーンズの丸パクリはほんといらないが、環境破壊がテーマとなっておりゴジラの出現にモスラとバトラが戦いに挑み
名古屋からみなとみらいに舞台をうつし、
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フラッシュダンス(1983年製作の映画)

3.0

80年代のヒット曲は映画から生れた。
フラッシュダンスもサントラからバンバンランキングにチャートイン。
中でもホヮットアフィーリンとマニアックは最高だ。
街ではまだ誕生して間もないB系の文化が垣間見れ
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パーフェクトブルー(1998年製作の映画)

3.8

「ブラック・スワン」を見直した後、ならばこちらも見なくてはと「パーフェクトブルー」も視聴。

たしかに現実と幻想が分らなくなりホラー要素がある。
ただこちらはアイドルを脱退し、女優としての新たなステー
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ブラック・スワン(2010年製作の映画)

5.0

実は今月、二つのステージでダンスをやるので気持ちをアゲるために視聴。
フジテレビの性の上納システムが騒がれてる昨今。ここでも演者とコーチの性被害が描かれる。ただ冷静に見るとコーチとしてはいい腕をもって
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ホワイト・クロウ 伝説のダンサー(2018年製作の映画)

3.6

ルドルフ・ヌレエフという方は知らなかったが、ダンサーとしての生きざまがとても興味深くまた参考になった。

当時は東西冷戦で鉄のカーテンが下ろされ東側の情報はまったく入らない。
ましてや赤の連中は裏切者
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怪獣ヤロウ!(2024年製作の映画)

3.8

これは特撮版の「侍タイムスリッパー」だ。
時代劇同様、ミニチュアを使った特撮は失われつつある。
それでも好きだから作るんだという情熱がすごい。

ゴジラやガメラのオマージュネタもありとても特撮愛を感じ
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からかい上手の高木さん(2024年製作の映画)

2.0

映画のアニメ版、ドラマを一話のみ視聴。
そしてこの実写でこれだけのキャストでやるのでかなりの気合いの入った作品だろうと思ったが。。。

なんとこの映画では二人はすでに大人になっており、高橋さんが何年か
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レプリカント・イブ(2015年製作の映画)

3.0

今見てもキャスティングが素晴らしすぎる。
井上正大、倉田てつを、蝶野正洋というそうそうたるメンバー。
この三人が壮絶バトルをやったらかなりの名作になったであろう。
残念ながら彼らはちょっとおかしな役な
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ギャングース(2018年製作の映画)

3.0

ド底辺で生きてきた三人組は、悪人から強奪する窃盗団を結成する。
こうした題材はねずみ小僧の時代からあったわけだが、今現在みるとほぼほぼ闇バイトなのでかなり印象は良くない。ルックスもまあダメだよねという
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アプレンティス:ドナルド・トランプの創り方(2024年製作の映画)

3.0

まるでドキュメンタリーのようなリアリティ。
90年代の映像はちゃんとビデオ画質

トランプは凄腕の弁護士ロイコーンによって帝王学を学ぶことになる。
強気に自分の勝てる方法で。
ロイコーンが落ち目になる
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明烏 あけがらす(2015年製作の映画)

3.8

吉岡里帆のラジオに福田雄一監督がゲスト出演したさいに
「明鳥」でまだ新人だった吉岡里帆を起用。ブチ切れるシーンで20テイクも繰り返されて自分の出来なささに泣いてしまったという。

たしかに周りはそうそ
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胸騒ぎ(2022年製作の映画)

4.0

「スピーク・ノー・イーブル 異常な家族」がかなりの名作だったので、オリジナルも視聴。なるほど。大体のプロップはそのままリメイクされている。ハリウッド版ではさらにブラッシュアップされている印象だ。

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高校教師(1993年製作の映画)

4.0

映画「タイムマシンガール」の舞台挨拶で遠山景織子さんは
戻れるならば「高校教師」の頃にもどってもう一度演じてみたいとおっしゃってた。

そこで見直すならば今しかないと再視聴。

現在ではコンプラ的にN
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タイムマシンガール(2025年製作の映画)

3.6

近年、タイムリープものがやたらと量産されてはいるが
どれも面白い。今作もそのどれとも違う展開でとても面白かった。

あえていえば地元系タイムリープもの

その能力がそなわってしまったが、日常のちょっと
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サイボーグ一心太助(2024年製作の映画)

3.3

一心太助という人物は初めて知った。 三代将軍・徳川家光の時代に存在した江戸っ子気質の人物という。

主演は仮面ライダーリバイスでデモンズを演じた小松準弥さん
なんと太助さんと同じ江戸っ子気質をもった人
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キングダム 大将軍の帰還(2024年製作の映画)

3.7

今回は大沢たかおの王騎将軍と吉川晃司の龐煖将軍の対決がメインとなる。

その戦いの合間に、過去の新木優子の摎のエピソードが描かれる。
そのエピソードがあるからこそ泣けてしまったな。

そして大沢たかお
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スピーク・ノー・イーブル 異常な家族(2024年製作の映画)

4.0

アメリカ人は実は非常に気づかいの人たちである。
なので知り合った家族に不穏な感じを受けてもなかなかノーと言えない。

もっとも日本人こそこの傾向は大きい。なのでむしろ日本人こそこの映画を見るべきではな
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トワイライト・ウォリアーズ 決戦!九龍城砦(2024年製作の映画)

3.3

70年代80年代は香港映画のもっとも輝いてた時期である。
かかる音楽はダンシングヒーロー、モニカ!
男たちは日本のAVビデオもちゃんとそろえてる。
そうだな、日本もバブル景気でイケイケの時代であった。
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ビーキーパー(2024年製作の映画)

3.0

ジェイソンステイサム主演、ナーメテーター案件。

前半は驚くほどテンポがよく、あっという間に振り込め詐欺のアジトを爆破!
まあそこまではいいのだが、FBIやSWATなどの追ってもぶち殺すというね。
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658km、陽子の旅(2023年製作の映画)

3.0

ハリウッドスター菊地凛子さんが驚くことに引きこもりの役で、青森までをヒッチハイクで移動しなくてはならなくなった!というお話。

ただ少々、不思議な展開が多々あった。
以下箇条書きにしてみよう。

以前
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ゴジラVSメカゴジラ(1993年製作の映画)

3.7

メカゴジラは初代と機龍に注目が行ってしまい平成版はちょっと影がうすい。
だがしかし見直してみると結構おもしろい。

ロケーションが京都、仙台、幕張と日本を象徴するところばかり。
そこにゴジラが現れ、ラ
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明日の記憶(2005年製作の映画)

3.3

本日、渡辺謙さんの舞台挨拶付きで鑑賞しました。

もう20年ほど前の映画にはなるが、渡辺謙さんが自身の病気の経験などを活かしご自身の熱意により映画化された作品とのこと。

大手会社の部長で順風満帆な人
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ミッシング(2024年製作の映画)

3.8

石原さとみが、女優としての殻をやぶるために吉田恵輔監督に「自分を壊してほしい」と直談判し、一度は断られたが熱心に依頼しオリジナル脚本での完成となった。

それだけに、石原さとみの演技が鬼気迫る。
美人
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I Like Movies アイ・ライク・ムービーズ(2022年製作の映画)

3.0

映画が大好きなヲタクのローレンス。
ところが高すぎる理想を持ち独善的でみなを見下している。
まあ高校生だと、誰もが無力感を持ってる中、根拠のない無敵感もあったりする。
そして人の心をまだ読めなかったり
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ライオン・キング:ムファサ(2024年製作の映画)

3.3

前作がほぼ「バーフバリ」と思ったのだが、今作はさらにバーフバリではないか!!

ムファサとタカは血のつながりのない兄弟であるが
アマレンドラとバラーラデーヴァの関係性にとても似ている。

そうかつては
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ライオン・キング(2019年製作の映画)

3.3

今、ライオンキングを見返すと「バーフバリ」の話に各キャラが置き換わる。
父が虐殺され、王国が乗っ取られるが息子が復讐に現れる。

もちろん激アツな展開なのだが、やはり「バーフバリ」の方が最強にアガる。
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52ヘルツのクジラたち(2024年製作の映画)

3.9

杉咲花ちゃんはすごい俳優だな、「市子」につづき2024年はこんなにも過酷な運命の役を演じていたとは。

虐待されもはやその状況が普通となってしまった共依存関係。
こうなると自力で脱出は不可能だ。

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