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ローン・レンジャーのazのネタバレレビュー・内容・結末

ローン・レンジャー(2013年製作の映画)
3.7

このレビューはネタバレを含みます

2013.08.24 劇場
いやー面白かった!ディズニーのアトラクションみたいな感じ!(褒めてる)パイレーツ観てないからわからないけど、まーきっと二番煎じと思われるのは必至なんだろうな。ジョニデがもろキャラクターキャラクターしすぎだもの。かの有名な「ハイヨーシルバー!」の元の作品があるのを知ったのは鑑賞後。ウィリアム・テル序曲もそこからなのね。あの鉄道のシーンは爽快!勧善懲悪でかなりご都合主義だけど、いいのだ。トントの復讐物語としては話がよく出来ている。アーミー・ハマーはやっぱりダサかっこいいのがよく似合う!胸毛が見れなくて残念。
キャヴェンディッシュとコールの関係、それと原住民居住区への侵略と鉄道、あたりが最初つながらず???がついたまま鑑賞していたが、それがつながった時のアハ感たるや!考えてみれば懐中時計の扱いやそれぞれの行動の意味など、伏線はそれなりにあったのだった。主題はきっとここで、白人と原住民との軋轢や抗争などの本当にあった重く辛い歴史を組み込んでいるわけで、本当はもっと重く見せても良かったはず。パイレーツに乗っかりたい感がありありで、なんかすごくもったいない。
あと、ただただヘレナ・ボナム=カーターを使いたい感もなんとかしてほしい。確かに彼女があの感じで登場したら画的にぐっと良くなるのはわかるけど、どう考えても無駄遣いだよ…。それとラスト、騎乗でキスなんかしちゃってるわりに、去るというジョンに対して簡単に合意し過ぎだよ兄嫁。続編を作りたいのが透け透け。ただ、ラストのジョンとトントの会話はなんだかすごく良かったのだけどね。
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