2004年 スマトラ島沖地震
テレビから聞こえてくる音でなんとなく耳に残ってただけの地名。
その地震による大津波…タイにまで打撃があったなんて。正直見てられない部分が多くて苦しくなった。
天災って起こってしまったらもうどうにもならない脅威。
それがリアルに描かれていて怖かった。
そんな時に自分は何ができるのか。周りの人を思いやれるのか。優しくできる?何を優先する?大事な人を守れる?
…大切なことを考えさせられる。
実話をもとに作られた映画だからこそ、心にささる。
トム・ホランド演じるルーカスのモデルになった子に話を聞きながらルーカスを演じたトム・ホランド。少年が過酷な体験で成長せざるを得なかった心情を力強く演じていて感動した。
一人一人にドラマがあって、悲しい思いをした人の方がきっと多い。
そんな中、他人の希望に自分の希望を重ねられたり、思いやりを持って自分を犠牲にできるか。
病院でのシーン、家族全員巡り会えた感動。バラバラになってどれだけ不安だったか。
日々のちっちゃなことなんかどーだってよくなる。生きていればどーにかなる。
自分がガチガチに凝り固まってる気持ちを大切なことはそこら中にあるよーって気づかせてくれる作品でした。
感謝しないといけないな。
ふと…東日本大震災の時、仕事で渋谷にいて、カオスな状態の中、妊婦さんに会ったことを思い出した。寒かったから当時働いていた売り場にお願いして店内で一緒にお話ししてお迎えを待ったなぁ。元気かな。
自分にできる事ちゃんとしてこ。