Jeffrey

クライモリ デッド・パーティのJeffreyのレビュー・感想・評価

2.8
「クライモリ デッド・パーティ」

本作は人喰い一族に狙われた人々の恐怖を描くスプラッターホラー「クライモリ」シリーズ第5弾で、シリーズ3作目より監督をつとめるデクラン・オブライエンが引き続きメガホンをとった作品で、この度DVDで久々に鑑賞した。奴らがより残忍になって帰ってきた。驚愕のスプラッター映像で見るものを戦慄の底に落とし入れてきたシリーズのスタッフが放つ脳天めったざし、顔面ひき殺し、セルフ内蔵食わせなど、衝撃度が増した残虐シーンの連続が映し出され、パワフルになっている。さて物語は小さな街のハロウィンパーティーに訪れた5人の若者たち。だが突然彼らを襲撃した謎の男と喧嘩になり、ともに保安課に捕まって留置されることに。実はこの男、奴らと共謀して殺人を繰り返す凶悪犯だったのだ。男を助けるため奴らは1人、また1人と邪魔な人間を殺しながら近づいてくる。果たして、若者達は生きて帰ることができるのか…と「ヘルレイザー」シリーズのピンヘッド役で知られるダグ・ブラッドレイが出演している。オープニングのシーンで、キルビルのユマ・サーマンが着てそうな黄色いジャージでランニングしてる女が殺されて始まるのだが、シリーズ5作目と言うことで5の演出がなかなか面白かった。タイトルロゴの話なんだけど、それは見てからのお楽しみと言うことで。サッカーコース上に頭から下埋められてしまって〇〇される場面とかは面白い。全体的に痛々しい描写があるシリーズの1本である。ただこの作品には救いようがなくて、基本的にやられっぱなしなのが残念である。
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