さよなら渓谷のnのレビュー・感想・評価

これは愛の形なのか、復讐の形なのか。自分が幸せになることで、相手が不幸じゃなくなるのが許せないという、なんとも複雑な状況。

レイプ事件後、不幸続きの主人公だけど、自ら不幸を選択しているところもあって。
そんな不幸な女役に真木よう子はピッタリで。

これを観た一番の理由は、大好きな林檎ちゃんがエンディングを提供しているからだったりします。彼女曰く「真木よう子さんが、歌手としてでなく、役として歌ってらっしゃるところが素晴らしい」とのこと。しみじみ聴きました。