さよなら渓谷の作品情報・感想・評価

「さよなら渓谷」に投稿された感想・評価

Harumi

Harumiの感想・評価

3.8
難しい役どころを見事にこなすメインの二人。大西氏は初見でしたが、味のある演技でした。
見所は、二人が行く宛もなくさまようシーン。台詞は少な目で、表情で語る場面が多く、その分心理がわかりづらいかもしれませんが、演技と映像の圧が凄いです。
吉田修一氏が「ドキュメントのようだ」と言っていたのも納得です。
km

kmの感想・評価

3.5
あきる野から檜原にかけての街道や
田畑製材所、もえぎの湯。
見慣れた景色が舞台になっててやっぱりこう見るといいとこだ

夏になったらあの辺の河原に行こう
幼児虐待事件をキッカケに
その隣に住む尾崎夫婦の不思議な関係が明らかになっていくー

「幸せになる為に一緒にいるんじゃない」

当事者にしかわからない、名前のつけられない関係。

事件の加害者と被害者
客観的に言えばそういう関係だけど、
それだけで片付けられない絆がある。

レイプ被害者のその後の辛い人生…
加害者は尾崎ひとりじゃないのに他の3人は普通に幸せに生きている

「私より不幸になってよ、私の目の前で」

「私が死んであんたが楽になるなら私は絶対死なないし、あんたが死んで楽になるならあんたを死なせない」

悲痛な叫びが辛かった…
はち

はちの感想・評価

3.0
面白いんだけど、
到底理解できない愛がキツイ!

幼児虐待のくだりが無駄な気もした。

気をひくならもっといろんな方法がある気もするんだけど、、あれはあれでいいのかな。

でも真木よう子の身体がとてつもなく綺麗で、
透明感はないけど
怖いくらいに美しいから、それでいて
なんだか影のある感じ、
出そうと思って出るものではないんじゃないかと思う。

ところどころツッコミどろこ満載。
jiro

jiroの感想・評価

3.6
横道世之介を観て吉田修一にどハマりし、読み漁っていたんですが、原作未読の『さよなら渓谷』も吉田修一らしい作品でした。過去の過ち、肩書きに縛られた2人の儚くも逞しい物語だと感じました。

幼児殺害事件の犯人の隣に住む尾崎夫妻の過去を週刊誌編集者の視点から遡り、ある秘密に辿り着くというあらすじ。登場人物は最小限に絞られ、また主要人物さえもセリフは少ない。しかし、空気感、間、役者の顔が微妙な心情を物語っていた。

現実のリアリティを背伸びせずありのままに、その圧倒的な筆力で描くのが吉田修一の魅力だと思うのですが、この作品も尾崎夫妻の人生が生々しくありのままに描かれている。やっぱり吉田修一の作品の男は性に衝動的な人が多い。笑

「あなたたちに私たちの何が分かると言うのか」
週刊誌の連中に放つセリフですが、自分を含めた鑑賞者にも向けられているように感じた。尾崎夫妻の過去を遡って穿り回しても、あれ程壮絶な人生を歩んだ人の気持ちを理解するのは難しいし、同情するのもおこがましい。新聞でもマスコミでもない第3の組織として、週刊誌が事件を追うことについて、全てを洗いざらいに公表しても誰も得しないし、週刊誌には引き際も必要であると思う。

結末についてですが、モチーフは感じられたのですが、10は語らず8でいきなり終わらせる。そういう終わらせ方なので、すっきりしない人も多いかなと感じました。ただ、過去を受け入れ十字架を背負い、償い続ける尾崎俊介。過去を忘れようとしてもDV、離婚、流産、精神病など数々の辛酸を舐め、過去の呪縛を受け入れるしかないと悟った尾崎かなこ。2人の間には愛が芽生え始めるも、決して幸せになることはできないという運命。儚いけれどもとても逞しいと感じました。

これもTAMA映画賞受賞作か。。
youant

youantの感想・評価

3.5
誰かにとっては小さなことでも誰かにとっては一生の重みになる、それが一生
それが一生のひとたちの人生はつらい
たー

たーの感想・評価

4.0
大西信満と真木よう子の演技が素晴らしい。山あいのスーパー銭湯のビール飲むシーンが好き。真木よう子が歌う主題歌もいい。
歪な夫婦関係と重たい距離感。
複雑な関係性を描いていて面白かった。
そんな関係性にリアリティを感じる
演者さん達の深い演技。
ラストの質問がなければ
もっとよかったんだけど記者として
聞きたいことではあるんだろうけど
狂言回しだけの扱いで終わらんのかぁ〜い
さよなら、でも関係性は決して切れない。
悲しいなぁ〜〜
そんな映画。
kura

kuraの感想・評価

3.3
もうこれは二人にしか分からない気持ち、世界、なのかな…

主題歌の幸先坂が良い
いつき

いつきの感想・評価

3.8
普段思ってる夫婦とはまったく別の形で成り立つ夫婦があった
加害者被害者の苦痛がしっかり伝わったきたけど共感はできひん
生きるって難しいなって思いました
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