tada

まぼろしの市街戦のtadaのレビュー・感想・評価

まぼろしの市街戦(1967年製作の映画)
4.2
良かった、本当に面白かった
しかも劇場内でも笑いどころがみんな違っててよかった

でも、でも、これがコメディだってわかった上で言いたいんだけど、
この、外=悪の図式とか、
今その瞬間を生きる彼らが戦争のない平和なユートピアを築いていくんだ、的な
純粋主義?理想主義?みたいなのを認めるのはあまりにも簡単すぎないか

いや、難しいことは抜きにしてみんな一旦我に帰ろう、って言ってるのはわかるけども、それでも一応言いたかった

戦争っていうその場面だけを切り取ったらそりゃアホみたいだけど、
アホだってずっと笑ってられないからみんなこうなってるんでないか

このアホみたいな戦争に対して、
お前らアホだな、関わりたくないな、
って態度を取り続けることを許されるのは
本当に少数だと思うな

その態度を否定するつもりは全然ないけど
tada

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