まぼろしの市街戦の作品情報・感想・評価

「まぼろしの市街戦」に投稿された感想・評価

このレビューはネタバレを含みます

戦争を良しとして
大量殺人して勲章を貰う
君は国の為によくやってくれたよ

そんな思考にも病名があれば
狂ってるって言われる

なければ言われない。

本当の自分の居場所を見つけられた彼の最後の選択が素晴らしい。

大傑作。
一流のコックが言う「美味い」には千金の重みがある。同様に、狂人の言う「遊びにしちゃあ冗談キツイぜ」、これもまたパンチが強い。
最高過ぎる!
戦争間際に精神病院から抜け出した患者で街がパレード状態になるヤバい映画😇😇😇

愉快で幻想的で皮肉たっぷり!
‪ド傑作過ぎて震えた!😇😇😇
8bit

8bitの感想・評価

4.0
聞きしに勝る傑作です。
第一次世界大戦下フランスのとある小さな町。
ドイツ軍によって時限爆弾が仕掛けられているという情報に、それまで暮らしていた人々が街を離れ、残されたのは「精神面に問題あり」とされ病院に隔離されていた人々。
彼らは無人の街に繰り出し、各々好きなものに変身し(就職し)自分たちの王国を作り上げるのですが、その王国こそが人間味にあふれた平和そのものという皮肉。
やがて「冗談が過ぎる〝普通の〟人間たち」の醜さを目の当たりにした彼らは絶望し「疲れた」といって帰ってゆく姿がなんとも辛辣。
そして胸に焼きつくラストシーン。
異色ファンタジーとしても戦争と人間への痛烈なサタイアとしても一級。
Eriko

Erikoの感想・評価

4.2
英軍対ドイツ軍。戦争間際だけど、あることがきっかけで精神異常の人たちが病院から抜け出して街はパレード状態。これによって兵隊もわけわからなくなるっていうストーリー。戦争を扱ってるはずなのに、こんなにもハッピーな映画に仕上がってるのすごい。クスッと笑ってしまうシーンが1分に1回以上ある。みんなの精神異常の演技が上手いこと。こんな変な映画あったのね。おもしろかった。
自分にとって、この映画に満点以外の点はない。2016年デジタル修復版で、ついにスクリーンで見ること叶った!
精神病患者だけの街にイギリス二等兵が仕掛けられた時限爆弾を止めに来る話。
精神病患者の言動が、戦争の愚かさを感じさせる。
「最高の旅はこの窓辺にある」という最後のセリフ、フランス語でいうのでめちゃかっこいい。
時間になると、彼らはオモチャの国の人のように病院へ帰っていく。その姿に哀愁を覚えました。
代官山の蔦屋書店でレンタルしました!

このレビューはネタバレを含みます

静かな映画。人間より高い位置から、かなり引いて撮ることで動作と音に乖離が生まれることもあるが、この町にほとんど「規則」がないことにも因ると思う。もしあるとすれば「苦しまない」ことだろうか。みな同じ方向を向いているので、ノイズが入らない。

そして何より、むちゃくちゃおそろしい映画だった。
戦争という(戦争状態にない)日常の法則を無視した枠組みから、さらに別の世界へと潜りこむ主人公。もちろん、それはこの町に来たことではなく、精神病院に入ったことである。最後のカットしかり、登場人物たちは意識してこの世界に絶望している。こんなにかわいらしくて笑えるのに、それを覆う、なんて分厚い悲しみの膜。
AKITO

AKITOの感想・評価

5.0
「イカれてるのはどちらだ⁉︎」
【舞台】
1918年10月第一次世界大戦末期北フランス
英国軍 大時計 爆破 ドイツ軍
隔離病棟 精神病者
主人公 伝書鳩専門 爆弾のありかを探る
【感想】
戦争によって失われた人間の豊かさのようなものが、白昼夢のように無人の街を支配する。しかしそれもいつしか銃声にかき消され、もとの隔離された場所へと戻ってゆく。人間が如何にシステムと戦うか、あるいは対抗するかを克明に描き出す。ユーモアを交えた強烈な反戦のメッセージは、現代にこそ問われるべきだ。
yadakor

yadakorの感想・評価

4.0
どうせ反戦映画なんかで戦争は無くならないので、それならこういったブラックコメディ等楽しめる工夫を凝らしてある作品はむしろ良い
なんでこの映画tsutayaにDVD置いてないんだろう
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