このレビューはネタバレを含みます
"全てのドアが固く閉ざされた"と信じていた偏屈な老人が、隣人との関わりの中で"新しいドアを開ける"...というストーリーだが、物語のはじめのほうから既に親切なおじいさんで、偏屈な老人が心を開く過程が見えなかった。また物語の流れ上、モンテとシャーロットが互いを思い合うことになるのはもはや必然的ではあるが、結末までを描く必要はなかったように思えた。
ただモンテの夢の中のシーンや、モンテがフィンに感謝を伝えるシーンのような美しいシーンを見れただけで、この映画を見て良かったと思えた。でも邦題が最悪。