1987年夏、ロサンゼルスを訪れた時のこと。
とにかくFMからは、この映画のサントラ曲"ラ・バンバ"が流れまくってた。
本国で大ヒットした映画なのに、なぜか日本での認知度が低い。
これは思いがけない秀作。全ての面白い要素が王道的にコンパクトに収まってて、時間が経つのを忘れる位面白かった。
同時代の"フットルース"なんかと比べても、こっちの方が遥かに良く出来てる。
ロック黎明期の若きスター、リッチー・バレンスの自伝で、バディ・ホリーと一緒に飛行機に乗っててクラッシュするという悲劇の物語。
飛行機事故の日は、当時「ロックが死んだ日」と言われたらしい。
35年の時を経て、この映画に出会えて良かった。