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メイジーの瞳のmoneのレビュー・感想・評価

メイジーの瞳(2012年製作の映画)
4.1
What Maisie Knew
メイジーが知っていたのは、本当の愛なのか、自分の身を自分で守る術だったのか。

可哀想な大人たちに振り回される中で、自分が一番好きなこと一番したいことが何かをメイジーは知っていた。

愛していると言いながらも行動が伴わない両親は、子どもへの本当の愛が何かを知らない。両親にきちんと愛されなかった傷はきっと残るけれど、唯一の救いはマーゴとリンカーンに出会えたこと。マーゴとリンカーンがキスしたのを見て嬉しそうに少しはにかんだメイジーが印象的だった。

ハッピーエンドのようでハッピーエンドでない、切ないストーリー。

映像と衣装と音楽が素敵で、メイジーがとっても可愛らしくて、とても綺麗な映画でした。
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