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「メイジーの瞳」に投稿された感想・評価

とぅん

とぅんの感想・評価

3.9

このレビューはネタバレを含みます

子どもを主人公にした映画の中でも、かなりの傑作に入るんじゃなかろうか。
最近観た「マリッジ・ストーリー」の子ども目線の映画といった印象。

親が泥沼の離婚裁判やってる時に、その子どもは何を思うのか•••みたいなところが主題だと思うんだけど、
最終的に見ず知らずの人の家で目が覚めるという、すごくキツイだろう状況にも関わらず、メイジーは劇中1度も泣かないというのが刺さる。

何だか彼女の目を見ていると、彼女は全てを悟って達観しているような気もするし、何もわかっていないような気もする。
巷にはアレな邦題が溢れる中、とても良い邦題だと思う。

メイジーの両親は双方かなり自分勝手に映り、それぞれの再婚相手がくっついて、そこにメイジーは居場所を見つける。
こう展開するかな、と予想は出来てもやっぱり心地よいラストである。

メイジーを演じたオナタ・アプリールが凄まじい演技。この子もっと他に映画出てないのかな。
彼女が主軸ってのもあるだろうけど、演者全員食ってた。

子どもは親を選べないんだよなぁ。
かれこれ観賞は3回目。静かな映画だけどとても印象に残る。大人の都合に振り回されながらメイジーが自己主張することはあまりないんだけど、全て見通しているんだなあと行動や視線で感じる。だからこそ知らない場所で「帰りたい」とメイジーが本音を言ったとき切なくなった。最後の選択も子供にとって本当は何が大切なのか考えさせられる。
sand

sandの感想・評価

3.9
やーーメイジーが大人の都合で振り回されすぎて大変な映画だった😭😭
もぉー実の両親が1番子どものこと考えてあげなきゃいけないのに二人とも身勝手すぎ😣!
とくにジュリアンムーアひどかったなー
夫や再婚相手に対しても💦

こんなに振り回されて大変なのに大人が泣いてる時に寄り添いに行ってあげたり、文句1つ言わないメイジーが健気で可愛すぎた!からよけいに😢

もし子どもができた時はこの映画を思いだそう。喧嘩ばっかしてる家にいたくないよねー。
Annie

Annieの感想・評価

3.5
そっくりなんだよね、メイジー。
わたしのいとこの小さい頃に。

黒髪で、色白で、か細くて
子どもなのに大人みたいに美人で
うっすらと笑みを浮かべる表情も
どこかで見た顔だなぁって。

いとこは小さい頃、病弱だった。
でもいまは普通に元気に暮らしてる。

メイジーにもね、幸せであってほしい。
子どもが子どもらしくいられる幸せを
できるだけ長く続く幸せを
手に入れてほしいと思った。
Ginny

Ginnyの感想・評価

4.2
身勝手な大人の都合に振り回され続けるメイジー。
離婚した両親がそれぞれ再婚し、双夫婦宅を行き来して生活するが上手くいかず、結局そこに落ち着くの?!って結末!
虐待やネグレクトの映画ではなくて、みんなメイジーのことが大好きでなんとかメイジーに好かれたい気持ちは同じなのに、結局自分のことばかりで上手くいかないのがもどかしい。
面白い映画でした!
maru

maruの感想・評価

-

このレビューはネタバレを含みます

とにかくメイジーがかわいすぎる。
驚きの透明感。

置いてかれる気持ち、待つ気持ち、ぎゅうぎゅうに潰されそう。

追いかけることが次第にできなくなるのは待ちすぎたから?置いていかれすぎたから?
誰かがきてくれるだけで嬉しくなるのに誰にも来てもらいたくないと思ってしまう、
惨めな自分を見られたくないの?

誰かの勝手に、都合に、振り回されてもいいけど、気持ちまでは振り回されたくない。
だから、振り回された、と思わなくていいように
見ない気づかないってしてたから、いつのまにかわからなくなっているのね。

極力知らないフリするのは自衛?
誰かに頼ることも大切なの、
こわしたくないの
それがすべて。

約束約束ってそんなの破られてしまうのだと
どこかで思ってしまっている。
誰かひとりだけでいいから私を見つけて救い出してくれる人を待っている。
ほんとうはメイジーのようにちいさなからだでも大人さえも包み込めてしまう大きな心をのぞんでる。

誰かに寄り添えるだけの人間になりたい。
誰かの手を握り返せる人間でありたい。
両親が離婚して、翻弄される6歳の少女の暮らし。
泣かない。不平も言わない。
少女メイジーはただじっと見ている。
その瞳に映るものとは——。

母スザンナ(ジュリアン・ムーア)と父ビール(スティーヴ・クーガン)が離婚し、両親の家を行き来することになった6歳の少女メイジー。ロックスターであるスザンナは、再婚相手の青年リンカーン(アレクサンダー・スカルスガルド)に子育てを任せ、ツアーに出てしまう。父ビールもまた、再婚相手のマーゴ(ジョアンナ・ヴァンダーハム)に任せたまま仕事で海外へ。

いや〜、酷い!!
全っ然、我が子との時間を大切にしない。
大切にするのは自分達の仕事だけ。

お前らは親じゃない!!
こんなクズな大人達が「親権」を争うんだから、ちゃんちゃら可笑しい。お前らに「親の権利」なんてねぇんだよ。

瞬間湯沸かし器みたいに、秒速でヒステリーのピークを迎えるスザンナ。T-fal(ティファール)ですか?終始イラついて、メイジーに「I love you.」と言い残し、ツアトラに乗り込む、永遠に夢見るロックシンガー。情緒不安定な中年女性を演じさせたら抜群に上手いジュリアン・ムーア。胸糞っぷりも流石です。

1番信じられなかったのが、自分は今からまたツアーに出るので、夜中にリンカーンが働くバーに、メイジー1人で向かわせるシーン。

たった10mぐらいかも知れない。
スザンナはついていかない。
「ママはここからメイジーが入るまで見てるから!」

はぁっ!?

しかもリンカーンには連絡していないので、彼はバーにいない。そんなのお構いなしにその場を後にするスザンナ。酷過ぎる。

父ビール役の人は顔が嫌い。以上。

約束通りに帰って来ない両親に翻弄されるのはメイジーだけではない。両親それぞれの再婚相手であるリンカーンとマーゴ。

アレクサンダー・スカルスガルドは長身イケメン。ちょっとしたショットで見せる表情がやはり、父ステランによく似ている。

マーゴを演じたジョアンナ・ヴァンダーハムも、美人でとても素敵な女優さん。

やがて3人で過ごす事が多くなってくる、この他人同士の擬似家族。リンカーンとマーゴがとてもお似合い。海辺で過ごした数日間が本当に楽しそうで、両親なんて帰って来なければいいのに、と本気で願う程。

今まで、嫌な顔一つ見せず、両親の間を連れ回されていたメイジーが、母に対して初めて「行かない」という意思表示を見せたラストが印象的。

もう、言葉もないわ。
(いや、散々言った)
呆れて物も言えんわ。
(いや、滅茶苦茶言いまくった)

かく言う、僕も離婚した人間。
娘が3歳、息子が1歳の頃から、平日は元妻が。土日は僕が子供達と過ごすパターンを10年近く繰り返してきた。

いつだって子供達を優先してきたし、お迎えをすっぽかした事もない。「I love you.」なんて言わないけど、自分より子供達を優先してきた。それを子供達は見ている。知っている。お陰で彼らはすくすく真っ直ぐ育ってくれている。

こんな親になっちゃダメだぞ!という意味を込めて。
こちらの作品、おススメです。
mas

masの感想・評価

3.5
日本にも幼いのにものすごくしっかりした感じの子がいる。この映画のメイジーのしぐさや視線は正にそれ。腹が座って、上滑りしない。とういう風にみえる。だから、そんなタイプの子どもが、取り乱して、泣いて叫んだら、それはもう、、、というのがこの映画にはなかった。その演技?も観てみたかった。これまでみてきた周りの人の中で、幼いのにしっかりした感じの子のそれはみたことがないので。
あと、メイジーを抱きかかえるシーンは、全部、メイジーが子猫のようにみえた。
実の親を非難するコメントに溢れてるが、世の中そんなにシンプルじゃない。
メイジーの愛らしさったら😭
名ばかりの親。自分勝手で娘のことなんてなーんにも考えてない。
ホントに酷すぎ…
でもメイジーは健気に与えられた環境で生きる。

マーゴとリンカーンの優しさが身に染みる。
二人だって無責任なメイジーの親に利用されてるのに…

メイジーの服のセンスの良さと可愛らしさもたまらない😍
子役のメイジーに癒される映画です💕
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