6歳のメイジー目線で進んでいくストーリー。カメラワークも含めて彼女の視点。
パパもママもマーゴもリンカーンも、みんなメイジーを愛してるのは嘘ではないんだけど、その愛情表現の仕方や態度が異なってしまう。実親の存在は子どもにとってかけがえのないものではあるが、そんなパパやママはメイジーと仕事を秤にかけると仕事をとり、優しい言葉で繋ぎ止めながら相方に押し付ける。愛していても行動が伴わない彼らに比べ、マーゴやリンカーンは態度で愛情と優しさを示してくれる。
何があっても泣かなかったメイジーが初めて見せた一粒の涙。罵声を聞いたり10日毎に移動したりしてても、信用できる人が誰かしらそばにいてくれていたから強く心を保てていたんだと思う。でも全く知らない環境に置かれた時の表情を見て、彼女はやっぱり6歳の小さな女の子なんだなと実感した。涙が止まらなかったです。
BGMが心地よい。胸に残る映画でした。
にしてもリンカーン顔が整いすぎ…👏
