ルーム 205のゴメズのネタバレレビュー・内容・結末

これは宣伝の仕方に問題があるね。サム・ライミで究極の恐怖と言われては、相当ハードルが上がるのに対して、この映画の内容自体ホラーとしてはイマイチ。日本のホラーを彷彿とさせる要素をうまく取り入れた点（箪笥や終盤の背後からのシーン等々）は良いんだけど、幽霊のキャラ設定だよなあ。フード被って骸骨顔で迫られても、海外ホラーだなあ…って感じるのみ。最後のオチはまあ予測はしていたものの、いざオチが来ると、おっと思わせてくれた（扉の演出）は良かった。どこからが彼女が描いた妄想なのだろうか、考えるのも楽しい。確かに無駄なシーンが多いのは残念。