ピクシー

闇の帝王DON ベルリン強奪作戦のピクシーのレビュー・感想・評価

2.5
大傑作、『きっとうまくいく』と共に日本公開された、ボリウッド4ザッツエンターテイメントの1作。

オープニングの派手なアクションの後、デカデカとDON2ジャジャン!と出てきて、続編だったのかよ!とちょっと驚かされた。

インド版ルパン三世といった感じで、アジアの裏社会を支配する闇の帝王DONが、大活躍する。ルパンを追っかける銭形警部がこの映画では、めっちゃ美女で、追っかけながらDONに恋をする面白い展開。

インド映画でありながら、ベルリンロケ(ベルリンではあまりロケの許可を出さないらしい)そのベルリンでの派手なカーチェイスは見応えあり。

インド映画ということで、上映時間が150分と異常に長い。(ハリウッドとかなら120分で収める内容)なので、中盤少々退屈になってしまったが、終盤の怒涛の伏線回収にもうちょっと集中して見ておけば、良かったなぁ。ちょっとと後悔。

エンドロールは、インド映画らしい、ダンス♪向こうのスターは踊れないとスターになれない。インド映画の面白いところは、主演男優のおっさんに最初は全く魅力を感じないのだが、上映時間が進むにつれて、おっさん(インドでは、イケメンの若造よりも、おっさんがモテる。インドのスーパースターラジニカーントは日本人から見たら普通のおっさん)のよく分からないカリスマ性のようなものに惹かれてしまい、エンドロールのダンスを見せられたもんには、もうカッコイイーーー!!!!と唸ってしまうところ。
ピクシー

ピクシー