殺る気なヘンリーシルヴァ

バスターズの殺る気なヘンリーシルヴァのレビュー・感想・評価

バスターズ(2010年製作の映画)
3.4
いじめられっ子5人が手を組み
いじめっ子達を拷問する映画
スカッとする感じでなくメッセージ性要素強めの作品

【概要】
大人しい性格のデインはブラッドリー率いグループに執拗ないじめに遭っていた
そんな自分が虐められている中、他のいじめに遭っている子達を助けたりしたことで仲良くなりデインを筆頭とした5人のグループができる
いじめられっ子5人は復讐するためブラッドリー達をパーティーに招待
ドリンクに睡眠薬を混ぜ眠ったところ鎖に繋ぐ
そこからデイン達による拷問ショーが開かれることに

【感想】
復讐劇エンタメバージョンも見たい
いじめっ子皆殺し
虐められた側全員生き残りのね

今作は復讐劇メインというより
いじめ被害者
いじめ加害者
見て見ぬふりをした人
止めに入った人とそれぞれのポジションを用意してそれぞれの主張を入れていたのは良かった

また拷問より会話のやり取りなどが多かったけどそのやりとりも中々

まず、事件起こす前に儀式のように
デイン「神様、もし私たちの行動を止めるのであれば今です。何かお言葉をください。なければ僕たちは計画を実行します。
神からの声はなかった実行する。」
その後
いじめっ子「お前らに神のように人を裁く権利あんのかよ!」
デイン「神は僕たちを止めなかった。止めるチャンスを与えたが止めなかった」


こういうイカしたセリフのやり取りが多くて個人で復讐劇作る時引用したいやり取り盛りだくさんだった
プラスで復讐エンターテイメントに走っていれば間違いなく名作になってたろうなという作品だった