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恋する宇宙のJÜNのレビュー・感想・評価

恋する宇宙(2009年製作の映画)
5.0
アスペルガー症候群のアダムと童話作家志望の小学校教師の恋、の一部かな。とても良かった。アスペルガーを持つ人に限らず 不器用な人って沢山いるけど その人を理解して接することもまた大切だなって LOVEだなって そういう愛情深い優しさを持ちたいなと思える映画。ベスも ベスの両親もアダムに暖かかったことが何だが嬉しくて 逆に切なくて悲しくもあったけど アダムが孤独と恐怖にパニックを起こしながらも耐えて "絶対1人で行く" とアパートを後にするシーンは力強く ベスを本当に愛しているからなんだなぁーと頼もしく感動して 涙が出た。それに カリフォルニアで1年過ごして 人の気持ちを考えるという意味で ちょっとした成長も垣間見れて嬉しかった。ベスのアライグマの絵本がアダムの元に届いて そのワンフレーズ "ここに住みついているのです"で アダムが微笑むシーンが印象的だった。多分、彼はまたあの街を懐かしんで会いに行くんだろうな。大好きな1本になりました。
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