恋する宇宙の作品情報・感想・評価

「恋する宇宙」に投稿された感想・評価

DarcyAnam

DarcyAnamの感想・評価

3.2
あの言葉は彼の愛からのものではなかったのか。彼にとってはその形が愛なのでは。彼女にはそれじゃダメだったみたいだけど。
どちらにせよ、彼らの関係は続いて欲しい。
72moeko

72moekoの感想・評価

5.0
恋愛観が似ててふつーに良かった。このふつーがわからないとふつーじゃない、ってことはないんだけどな。
アスペルガー症候群のアダムだけれど、人の気持ちを汲み取ったり、話の流れを掴んだり、そういうのが苦手なのって、アスペだからどうとかいう話ではなくて、そういうことって普通の人間関係でもあると思う。
でもベスは少し振り回されっぱなしかな。

iTunes200円レンタルにて。

このレビューはネタバレを含みます

驚いた。シンプルに少し癒される恋愛の話だと思って見始めたけど、軽く見れなかった。ヒュー・ダンシーの演技力も相まって、見ながらたくさんの刺が心に刺さるような感覚になった。どんな病気や、特徴にも当てはまるかもしれないけれど、本人と同じぐらい、その人と向き合いたい人も辛いのかもしれない。理解するという気持ちを持つということ自体とても責任ある行為で、それを超えて自分自身にも向き合っていかなければならない。たくさんの苦しみを映画ではあるものの、垣間見た気がした。
この映画は、できればたくさんの人に見てもらいたい。人と人が紡ぐ本質みたいなものや、言葉が持つ力、世界の見え方によって大きく変わるのだと考えさせられました。

最後の荷物のシーン、素敵でした。今度は、見ながら刺さっていた刺が抜けていくようだった。
あと、『光より速く離れるもの同士はお互いが見えない』という台詞が印章に残りました。
世界が違うもどかしさはあるけど、そこまで言葉ひとつを真剣にとらえず、一緒にいて楽とか、楽しいとかがあれば良いのかな...とか思ったり。
AYA

AYAの感想・評価

3.4
まずポスターがすき。かわいい。中身も可愛い。この女優さんの雰囲気がすごく好き。アダムも愛くるしい。全体的にゆったりでお互いが惹かれ合っていくのもゆっくりで良かった。終わりはもうちょっとスッキリしてほしかったけど。
じゅんP

じゅんPの感想・評価

3.8
あのタイミングだったから出会っていて、あの2人だったからこそ糧にできてるってのが、素敵やん。

アスペルガー症候群の設定をそこまで深掘りしてない分、誰にでも当てはまる、自分に足りないものと成長にまつわる話になっていた。

このレビューはネタバレを含みます

自分の中では傑作系映画を久々に観た気がする。

重い荷物を女性が持っていても、気が利かないし、手伝わない。顔にすぐ出てしまう。言葉に出してしまう。冗談を真に受けてしまう。が、ベスが好きになることで、自分の至らないと言われるであろうところを見つめられるようになる、というのが良い。

失楽園で、アダムは一人だったけれど、イヴが生まれることによって、他人と付き合う必要性が生まれる。つまり、恋してしまったベスと向き合うために、自分自身をどうにかしようとする。

いや、たしかに、ビミョーなところはある。アスペルガーについての説明をする台詞は悪どいなあとも感じるし、中盤はアスペルガー症候群である設定が薄れていて、恋愛映画が大切な部分を覆い隠していたりもする。

でも、なんというか、観ていて、アダムと向き合いたい、って思ってしまったんだよなあ。そう思わせてしまっただけで、この映画は良い作品だと思う。他人と向き合うのは、物語だからできる特権だな。

その、「向き合う」という点では、レストランでベスなりにアダムに向き合おうとするところとか、公園とかでアダムなりに感情を伝えようとするところが良かった。
何よりラスト。結局、別れてしまうというのが良かった。「(500)日のサマー」でもそうだったんだけど、別れてから分かることってあるよね。ってこと。
あの時ベスが一緒に来てくれなかったのは、やっぱり、「私にとってあなたは最適ではなかった」ってことだと思う。いくらアスペルガーで寄り添いたくても、恋人として寄り添いたくても、アダムには満たせなかった。そして、いくらベスがアダムに向き合うといっても、自分の人生がある。そこは譲れなかった。逆を言えば、アダムにとっても、ベスは最適ではなかったんだ。「体の一部」としか表現できなかったのはそこ。不安をかき消してくれる灯りでしかなかったんだ。だから、結局、別れてしまった。でも一人でも行けた。そうさせてくれたのはベスだし、成長するきっかけを作ったのはベスだよね。そして、その恋愛譚によって、自分のどうにもならなかったところを良くすることができたんだよ!
某ホラー映画でダンナをフルボッコにしていたイメージが強すぎるローズ・バーン姐さんとアスペルガー症候群の青年アダム(ヒュー・ダンシー)との切ないラブストーリー。

ここに書くのはお門違いなのは承知の上だが、自分もアスペの人と関わり(プライベートな関係ではない)があるので作中の台詞に共感する部分が少なからずあった。自分のことしか考えていない、別の世界にいる、まるで子供だという言葉には正直な話頷くしかなかった。

恋人でも仕事でもこういう人たちと付き合うのはやっぱり大変なことだと思う。見ているものや感じていることが全く違うのだから。

で、本作。みんな違うからみんないいみたいなきれいごとで済ました話ではなく、アスペの人との恋愛は難しいというテーマを残しつつも、当人のアダムが少しずつ、本当に少しずつ成長している姿を感じさせてくれるところがいいなあ。一度離れてしまったけれど、また少しずつ歩み寄っていくのかなあ、なんて思える微かな光が眩しかったし、アダム自身も自分の変化に眩しさを感じていることだろう。

本作のヒュー・ダンシーの演技は本当に逸品である。
nAgisA

nAgisAの感想・評価

4.2
眠れずに朝を迎えた日は、恋する宇宙を観るのです。そうすれば、一日と向き合えるから。
誰かのアダムになりたいし、誰かのベスでありたい、と。そう思いながら青いストールをキツく巻き星のペンダントを握りしめて街へ出ます。
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