鹿江光

スマイリーの鹿江光のネタバレレビュー・内容・結末

スマイリー(2012年製作の映画)
1.5

このレビューはネタバレを含みます

≪30点≫:恐怖があれば面白い作品。
POVが流行る中、「特定の条件を満たすと出現する殺人鬼」系ホラーを取り扱った王道の作品。予告でもかなりの評判があがっていたが、蓋を開ければインパクトだけの駄作。設定は現代社会に根差したもの。やはり恐怖に欠ける。
結末もなかなか後味悪いが、エンドロールの後のワンカットがせめてもの救いである。取り扱っている題材と設定が「都市伝説のスマイリー」なだけあって、「その存在は結局人間の恐怖が創り出したものでした」的な展開は、ちゃんと筋は通っているが、それでも物足りなさを感じてしまう。
鹿江光

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