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海がきこえるのtokoのレビュー・感想・評価

海がきこえる(1993年製作の映画)
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記憶の片隅にあったオレンジ色の中央線が懐かしかった。

主題歌は、子供の頃にジブリのサントラの中に入っていて毎日のように聴いてたけれど、映画をちゃんと観たのは初めてでした。(昔、チラッと観たことあった気がしたけど記憶には殆ど残っていなかった)

こうしてみると90年代のトレンドって本当にまたリバイバルしているんですね。
ハイウエストやシャツイン、ブルゾンも。
だからか杜崎くん、松野くんがなんだか余計に最先端をいくスタイリッシュなお洒落さんに見えるし、頭も良いし、威張ってなくて、落ち着いてて、対応も紳士…もう、完全にやられました...笑

かっこよかった…。

全員が抱えるものがあって、ぶつかって大人になって…って正にこれが青春ってやつか〜って思いながら観てました。
同窓会で、あの頃は世界が狭くてお互い意固地になってたってクラスメイトの女の子が言っていたけれど、私は逆に常に学校の外に楽しみがあったので、こういう学校=青春感を全く感じる事ないままに成長してきた気がする。(学校も普通に楽しかったかど)

松野くんも杜崎くんも、里伽子ちゃんの一体どこを好きになったんだろう…ってくらい、私は割と苦手なタイプだった。
いや、もちろん親の離婚で色々あったのは分かるけど。
直ぐ人の事ビンタするの、どうなの笑
80,90年代ってそういう文化だったのかな笑

原作を読みたくなりました。
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