ろく

ホワイトハウス・ダウンのろくのレビュー・感想・評価

ホワイトハウス・ダウン(2013年製作の映画)
3.5
よくある構成のパニックアクションムービーではあるけれど、可愛い顔のチャニング・テイタムが、良識ある大統領に扮する(なんと悪役じゃない)ジェイミー・フォックスを必死に守っているのは、新鮮というか奇妙な感覚に陥れてちょっと面白かった。

主人公の娘であるエミリーの活躍・勇気に感動する。守られるべき存在である少女がここまで英断を重ねるという意味で、この映画は興味深いアイデンティティを確立してると考えている。

だが全体の構成としては、主人公の身体能力の高さが桁違いに優れているので中心はアクション。頭脳戦はほぼなし。外にいる司令塔も混乱の極みで頭脳戦なし。なので頭空っぽにして見れる。黒幕の動機もあんまり気にしない、というか深掘りもされない。
ろく

ろく