このレビューはネタバレを含みます
学生時代の二階堂ふみの怪演にゾッとした。
特に小町に〝現実〟を突きつけるシーンの
台詞、雰囲気、表情。これを10代で醸し出せるとは、、
前半はオホーツク海の美しさや積雪の眩しさに見え隠れしつつあったけど、東京に逃げてからの空気の重さはただただ苦しかった。夏には暑苦しさもまとわりついた。
好きか嫌いかと言われれば嫌いじゃない。
けど、原作未読なので意図が分からない所や消化仕切れない場面が多々あったのと、東京に移ってからが雑というかここまでの過程が台無しになったというか、、
エンドロールが始まる瞬間〝私の男〟の回収にいい意味で何とも言えない気持ちになった。最後まで薄気味悪い。