A子

恋の渦のA子のネタバレレビュー・内容・結末

恋の渦(2013年製作の映画)
3.6

このレビューはネタバレを含みます

一言で表すならばダメ男・ダメ女図鑑という感じで面白かった。登場人物全員、どこかしらに難がある。トモコは自分の意見を主張できないのが良くないし、コウジがイライラするのも分かる。最終的にサラリーマンの堅い男を選んでいたが今のままではその男にまたモラハラされるのも時間の問題だろう。カオリはこの映画の中だと一番見た目も良く男に好かれる感じだがシンプルに「人の彼氏を寝取る女」なのがダメ。ユウコは自分の冴えない容姿に甘んじているのか会話や振る舞いが下品だし、非モテ故かオサムに対してイエスマンになり、都合良くなっていたところがダメ。サトミはこの中だと一番普通感あるが、ナオキに黙ってデリヘル嬢をしていた時点で彼とどっこいどっこいである。そして男性陣。コウジはシンプルにガラが悪いおもんないDQNジャイアンなのであれを選ぶ女のセンスが理解できない。バカなDQN女が引っかかってしまうのだろうか。タカシは良い奴だが相手の気持ちが考えられず常に一方通行なところが難点。良い奴止まり。ユウタは「ザ・日本の平均的なしょうもない男」という感じ。一番苦手なタイプかも。オサムはチー牛イキリ陰キャでああいうのが一番拗らせていて厄介。というかユウコとやるまで童貞だったのでは?
ストーリーの構成が面白く、最後まで飽きない展開だった。
A子

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