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おとぎ話みたいのmaoのレビュー・感想・評価

おとぎ話みたい(2014年製作の映画)
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どうしても泣いてしまう。この映画を暗闇に紛れて観ていると、こころのあちこちに残る身体の記憶というか、あの日の私やきみやあの子というのがやってきて台詞を言う。俳優たちの姿を通して。

わたし以外みんなだめだと思ったことがあって、東京に来たけれどこんな程度で、でもここにいる。言い得てしまう監督が好きなんですね。言葉が有力であることを無力さで知り、存在もまた同じってかんじです。
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