黄色いブドウ

エリジウムの黄色いブドウのレビュー・感想・評価

エリジウム(2013年製作の映画)
1.9
興味深いSFの機械やシステムが沢山登場する。ストーリーに納得はすれど深く考えるとスッキリ来ない映画。驚くほどの格差社会を描いてる。日本に住む自分たちがエリジウム側に思える。

行き過ぎた格差社会は共産主義を求め始めるのだろうか。日本もアメリカに比べれば共産主義社会だから、比較できる立場にないかもしれないが。いや多分、主人公たちはそんな深く考えてないな。格差はどこにでもある。見る範囲が地域か国内か世界かで変わる。

これを見て喜ぶ層は、何を目指しているのだ?など、ブツブツ考えてしまう作品。世界観は面白いし、主人公の行動は理解できる。だが何を伝えたくてこの映画を作ったのか謎。