22世紀の富裕層達は荒廃した地球を捨て、衛星軌道上に浮かぶ”エリジウム”と呼ばれるスペースコロニーに移住して優雅な暮らしを送っていた。
反面マットデイモン達貧困層はろくな医療も受けられず、警察に目を付けられながら最低賃金で危険な作業を繰り返す日々。
SF映画と思って観ると実は現実の格差・移民・医療問題が詰め込まれている社会派の作品でした。
とはいえ映画ではそれらの問題があるよ、と提示しかしていないように見えたので、こちらとしても「そうだね、よくないね、なんとかしなきゃね」くらいしかリアクション取れなかった。
エリジウムの人達もジョディフォスターくらいしか悪い奴いなかったから怒りの持って行き様がない・・。
ストーリーも別段目新しいことはない無難な話だが、メカ・ギミック・アクションは激しくカッコいい!
この映画で一番心に残るのはマットデイモンに機動外骨格を取付ける場面だと思う。あんな痛そうな装着シーン無いよ!