はんそく負け

桜姫のはんそく負けのレビュー・感想・評価

桜姫(2012年製作の映画)
3.1
江戸時代。良家の娘・桜姫は絶世の美女と謳われていたが、ある日、夜盗に入った男に犯されてしまう。しかし、その男に惚れてしまった彼女は、その身を女郎に窶してまで、彼を探し求めるのであった。

ここでの評判は芳しくないようですが、B級映画として観ればよく出来ていると思います。というのも、こういうものを観たい人の観たいものは一通り揃っているからです。喧嘩、チャンバラ、おっぱい、お風呂、カニバリズムに黒人女郎、生首、ドクロ、拷問、下ネタ、キャットファイトに血飛沫、ゾンビ、ゲロに犬肉、なんでもござれ!まぁただブッ込んでるだけの要素もありましたが、こんだけ入れて要素同士が殺しあっていないだけでも素晴らしいと思います。なんでこんなに評価低いんでしょう。

また、本作には脇役に小人症の俳優さんが出演なさっています。(ちゃんと調べてないので、もしかしたら小人症じゃないかも)昔の怪奇映画ではちょくちょく観ましたが、最近はあんまり観ない気がします。とっても良い雰囲気が出ていました。

私がちょっとだけ日南響子のファンだったり、時代劇の雰囲気だけで楽しくなっちゃう性分なのもあるのでしょうが、そこを引いてもそこそこ面白いと思います。