ヒデ

アドベンチャーランドへようこそのヒデのレビュー・感想・評価

3.6
「お父さんが異動になったの。お給料は大幅ダウンになった」

親の減収を機に遊園地でバイトを始めた童貞ジェイムズと、ワケあり美女エムのひと夏の恋物語。

閉園した遊園地でキスしたり、一緒にマリファナ入りクッキー作ったり、飲酒運転で車ぶつけたり、アメリカ的な青春映画で爽やかな内容。アメリカの遊園地って乗り物班の方がゲーム班よりカースト上なんだな…とちょっとビックリした。脇を固める文学青年ジョエルやカトリックビッチのリサも味がある。コンネルはいい男感出してるけど相当なカスでは…?

ただの青春映画ではなく、家庭の経済問題とかヒロインの不倫とか重い問題を扱っているので、軽い気持ちで見すぎるとあんたよくないかも。色々解決できてない問題は多いけど、「問題から逃げちゃダメだ」という作品のテーマが明確で良かった。


以下、セリフメモ。


「お前に必要なのは、人恋しがってる外見が普通で内気な女の子。童貞を捨てろ」

「デカパンダは取らせるな」

「もしゲットされたらお前さんはクビだ」

「どうだ(リサの)あのケツ。まさに理想系、完璧なケツだ。股間の下の隙間から光が差してる。外陰部の辺りだ」

「知ってると思うが俺は妻一筋の男でな。浮気したい」

「リサに誘われたんだ。ピートへの当て付けだと思う。でも彼女が僕に声をかけるなんて」
「誘いに乗らなきゃ大バカだ。あの子は処女だ。信じるか?カトリックだから」

(スーがジョエルに対して)
「親にバレちゃったの。私はカトリック。あなたはユダヤ人。両親は許さないわ」

「離れたくない」

「お前は贅沢なやつだ。リサを追いかけたろ?エムというキレイないい子がいたのに」

「(コンネルとリサの)二人は何してた?」
「腕立て伏せ。パンツを履いてなかった」

「僕も間違いを犯したけど君に話したよね。僕をバカだと思ってる?」
「あなたはバカじゃない。バカは私よ」

「あなたとはもう会えない。この夏は…キツかった」

「君は間違いを犯したけどデカパンダ事件の恩人だ。ハッパ入りクッキーを作り、ジョエルをかばう。言い訳をしない。問題が起きようが逃げてちゃダメだ。僕を信じてよ」

「いいの?」
「うん」
「ほんと?大変だ」
ヒデ

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