このレビューはネタバレを含みます
派手なシーンや緊張感は無い。
けど、そういうのは他の映画で見ればいいかな。
泳ぎながら「1日だけ助かったら、したいこと」を考えるシーンが印象的だった。
牛乳をパックじゃなくてコップで飲む、親に感謝する、好きな人に会いに行く、バイクのローン払う、亡くなった仲間の家族に会うetc
死に直面しなくても、「したい事はしとくべき」。使い古された言葉かもだけど、1日を後悔しないように生きる。
当たり前だけど、忘れがちだな。
そして、生還しても、したい事を完遂した訳でもなく、最後は漁師の仕事に戻って行く。
たとえ奇跡の生還を果たしても日常は続いていくという事が、リアルでなんだか印象的だった。