どんちゃん

ザ・ディープのどんちゃんのネタバレレビュー・内容・結末

ザ・ディープ(2012年製作の映画)
3.0

このレビューはネタバレを含みます

アイスランド沖から数マイルのところで漁をしていた漁船が思わぬアクシデントにより転覆し沈没。乗組員全員が極寒の海に放り出されてしまう。寒さゆえに当然乗組員は次々と死んでいく。しかし通常では考えられない距離を自力で泳ぎきり町に帰ってきた生還者が1人いた。
普通はここで「よかったねー、奇跡だねー。」って感じで終わるのだが、ここから奇跡的に泳いで帰ってきたのは彼の身体に何かしらの秘密があるからに違いない!となって科学者にその謎を解明するために好きなように身体を調べられ実験台にされる。
冒頭から一貫してその苦難を淡々と描く。抑揚をつけて派手な音楽で煽ったりしてもよさそうなものだが、ただただ淡々と描写していくので逆にそれが恐ろしさを感じさせる。途中、街で心ない声をかけられたり、ほんと酷い。
予備知識がなく鑑賞したので最後に実話であることが明かされた時はなんともやりきれない気持ちになった。
アイスランドの人達ってこんな淡々としたのが好みなのかなぁ〜?
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