F1の歴史に残る2人の名戦。
F1好きとしては渋いところに焦点を当てた作品だけに大盛り上がり。
それにニキラウダとジェームズハントの雰囲気がそっくりでびっくり。(私はまだ22歳です笑)
分析と論理で攻めるロジカルなニキラウダと快楽を求め感覚で攻めるエモーショナルなジェームズハントは一見対照的ながらも、
その根底にある勝つことへの情熱で繋がっている。
速さを証明するためにピッチ内外問わずロジカルにエモーショナルにぶつかり合う2人を通して
F1レーサーとはスポーツマンではなく一種の芸術家なんじゃないかななんて思ったり。
一戦の数時間でドライバーは3kg痩せるといわれるほどF1は過酷な世界。加えて当時はまだ不安定な技術力のため完走どころか無事に帰ることすらも危ぶまれる環境であった。
死が20%の確率で迫るレースで、なぜ彼らは互いに速さを求め競うのか。
セナとプロストの関係もしかり、独特のカリスマ性を持つ彼らにはやっぱり惹かれる。
F1好きじゃなくても確実に面白い、、はず笑