おでんといえば

マレフィセントのおでんといえばのレビュー・感想・評価

マレフィセント(2014年製作の映画)
1.0
事実関係も結末も異なるのに「これは眠れる森の美女の裏話です」って思うの無理がありません?
宇多丸師匠の映画批評曰く『孤独な女性が、赤子を与えられただけで自動的に母親になっちゃうというのはこれもまた女性に対して抑圧的でないか』と指摘されてますが全くもってそのとおりだなと思いました。そういう設定自体が駄目なんじゃなくて、テーマ性ありきの作品なのにそのテーマに矛盾があることが問題だと思います。あとせめて生みの母親へのフォローは要るでしょう…子供かっさらわれて本当に気の毒なんですが。
これは元のアニメの裏話などではなく、もしもを描いた同人誌的パラレルです。姑獲鳥です。はっきり嫌いな作品と言えます。
アンジーのヴィジュアル再現度だけはすごいのでそこに1点かなぁ。