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天狗飛脚のnobuoのレビュー・感想・評価

天狗飛脚(1949年製作の映画)
4.0
べらぼうに脚が強い飛脚が主人公の痛快人情時代劇。俺がこれまで観てきた邦画の中で最古の作品(1949年公開。次点は1954年公開の初代ゴジラ)。GHQの検閲マーク?みたいなものが付いてました。

噂に違わぬ快作!!少々強引ながらも「脚」だけで全てをまるっと解決し迎える大団円はカタルシス抜群。爆走シーン同様に作品のテンポも非常に良く軽快で、倍速視聴に慣れた現代人(俺はしてません!)にも通じる面白さのはず。
コメディシーン(天狗屋飛脚三人組)の漫画っぽさは人を選ぶか。逆に言えば令和のギャグ漫画的テンションが戦後4年で成立していること自体が凄いのかもしれない。

主演の俳優さん、澤村拓一に似てるなぁ……と思ったら何と北大路欣也の親父さんだそうで。

追記
え、津川雅彦いるの!?気付かんかった!!
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