Miran

しわのMiranのレビュー・感想・評価

しわ(2011年製作の映画)
5.0
認知症への理解が深まる作品。

養護老人ホームに預けられた元銀行員のエミリオは、お家族には見放され、人を疑いやすくなり、見栄を張り、右左の判断ができなくなり、自分でシャツのボタンを留められなくなり、手が震え、昨日食べた夕食が分からなくなり、スプーンをナイフだと勘違いする…etc.このように症状が進行していく。

自分を騙し続けること、そして、
現実と向き合うという選択はあまりにも重かった。

もっと年寄りを労ろうと思った。
もっと早くこの映画に出会いたかった。絶対観るべき!
Miran

Miran