サメモチーフの忍者が出演しているのでサメ映画として視聴しました。
死んだはずの暁が復活！でも実はそれはマダラの『限定月詠』のせいだった！パラレルワールドに飛ばされてしまったナルトとサクラは、それぞれの立場で苦悩しながらも、木ノ葉の里を守るため、強大な敵との闘いに挑む！というお話。
限定月詠の世界では、里の人々や仲間の性格が微妙にズレていて、『異世界』っぽさがよく描写出来ていると思います。ナルトの両親が存命であり、身を以て家族の暖かさを知ってしまったナルトの苦悩は観ていて辛いものがありました。原作に影響を与えず、かつ矛盾しないための舞台装置としてパラレルワールドはよく使われる設定ですが、それを十二分に活用している良作だと思います。
アクションシーンの迫力もちゃんとあって、ラストの九尾対決はアツい。何より暁のメンバーが限定月詠の世界では味方をしてくれて、あの鬼鮫さんとの共闘場面は、サメ映画ファンとしては感涙もの。ナルトの劇場版は初めて観ましたが、良い作品でしたね。
