映画というより、「映像作品」と呼んだほうがしっくりくるかもしれない。色彩とかスロー、サイレントが効果的に使われてる。
ストーリーはあるようで、ない。
ライアン・ゴズリングと東南アジアが意外なマッチングを見せてた。あとは警官役のおじさん、すばらしい。
無表情で、無機質で、無口な、
生活感のない映像作品。
ストーリーがないのに、登場人物の輪郭はやけにはっきり見えて、
印象的だったことは否めない。
刃物の痛々しさだけが強め。
これはカルトの域に入ると思われる。
『ドライブ』を観た流れでいくと、低音火傷に注意。