すごーくバイオレンスな映画((((；ﾟДﾟ)))))
それがメインだと聞いていたし、「ドライブ」の監督だから予想はしていたけど、かなり観るのはキツかったです。映画好きな上で一番の悩みが、暴力的な描写が苦手なこと。常に両手で目を覆えるように待機。（目を瞑れば済む話なのですが）映画館で観なくて良かった。
しかしライアン大好きだから絶対観たいと思っていて、評価も賛否両論で、気になって仕方なかったのです(>_<)
始まってすぐに漂う危ない空気。街並み、音楽、色合い、台詞のないシーン。私みたいなビビリはもう既にガクガクブルブル。でもなぜかこのクールともスリリングとも言える感じが嫌いでもなかったり…。
いやぁ、それにしてもチャン刑事の気魄と迫力。腰が引けちゃうかと思いました。チャン刑事が最強というよりは、ひたすら一方的だった。敵も武器は持っていたけど、強いという程ではなく、チャン刑事の前になす術なし。あ、だから最強か。カラオケのシーンはなかなかシュールだった。
それにしてもライアンかっこいいなぁ。黙って一点を見つめるシーンが何度もあるんだけど、ずっと観ていたくなる。"無"であるようでそうじゃない異様なオーラを放つライアンは、常に新たな一面を見せる、不思議な俳優さん。
本当は「きみに読む物語」で、その笑顔と誠実さに心奪われたんだけど、どんどんダーク・サイドに引き込まれていったライアン。確かに魅力的だけど、やっぱりあの笑顔がまた観たいなぁ。
