グリコ

バウンス ko GALSのグリコのレビュー・感想・評価

バウンス ko GALS(1997年製作の映画)
3.7
2021/No.159
ラブ&ポップくらいの軽い感じなのかな〜となんの気なく見てみたけど、意外と社会派作品で驚いた。確かに子供は大人を舐めてるし、大人も子供を舐めてる。でも、それは子供を守る存在である大人に問題があるように感じられる。確かにコギャルたちの倫理観の無さというか、危機感の無さは問題があるが、そのコギャルたちの感覚を作っているのはオヤジ共であり、痴漢が当たり前の世界を作ってるオヤジ共が変わらないと、子供も変わらないままではないだろうか?実体験と同年代という点も含め感情移入してしまう作品だった。あと、役所広司と桃井かおりの格の違いを見せつけられる作品。
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