空気を読んで周りに合わせること。授業で答えが分かってても手を挙げないこと。誰にも見つからないように息を潜めること。
本当はそんなことしたくない。
友達がほしい。褒められたい。幸せに過ごしたい。
悪い男と付き合った過去や、ゲイ、入院…隠すのではなく、こういうこともあったけど、前を向いて幸せになることを諦めない、そういう、平凡な人が経験できないことも丸ごと自分たちの青春だ、と顔を見合わせながら笑い合ってるのが素敵だ。正直すぎて、好きでもない子に別れようと言えないのも勉強である。
ロッキーホラーショーの代役やクリスマスのプレゼント交換のときのニッコニコに笑ってるチャーリーが本当に良い。
空気を読んで目立つことを選ばなかったチャーリーが、夜のドライブで風を全身に浴びることを自分の意思で決める対比が好きだった。
