過去のトラウマにとらわれて苦しむ主人公が良き友人や先生と出会い、少しずつ自分を変えていくお話。
「こんなに爽やかなカタルシスを得られる作品も早々ないので、老若男女におすすめできる良作」とレビューしてる方がいたがこの一言に尽きる。
孤独、自殺、同性愛、性的虐待、薬物、失恋を題材にしたものといえば
たいてい、めちゃめちゃ暗いかお涙頂戴かのどちらかだけど、
この作品はそのどちらかでもなく、最初から最後まで気持ちよく見ることができて
とてもバランスが良いと思った。
洋画といえばアップダウンが激しいイメージだったので、
邦画のように最初から最後まで一定のテンポで進む洋画もあることに驚いた。
私はかなり好き。
主人公と昔の自分が重なる部分があって胸がきゅっとなりました。
グッとくるシーンがたくさんあったので、観た後にもう一度観たくなった。
