仏からお届け「エグさ」を強調したラブ・ホラー映画。
日本版キャッチ・コピーは「逃れられない哀しみの中に囚われた、2人のガーゴイル(怪物)」
エグいことはエグいが「グロさ」は控えめ。というか無駄に洒落っ気臭いトーンが鼻につき、いまいちパッとしない。
ヨーロッパ映画ではよくあることだが、全体的に作りが大雑把すぎる・・・。
ギャロさん目当てで鑑賞したけど、やたら綺麗どころばかりを取り揃えた女優さん達に目が行ってしまいがちになるのは狙った演出なのだろうか。
それこそ魅力的で官能的、美しいルックスに惚れ惚れする。これはズルい。
エロ対グロの比率8:2。 テーマは何処へ。
視点を変えれば確かに恐ろしくグロテスクな物語。色欲に駆られた人間には要注意ってことですね、肝に銘じておきます。