大好きな映画です。
仕事に行き詰ったり将来が少し霞んでしまった時に観る映画
NYタイムズにストリートファッションとNY社交界のコラムを持っていたビル・カニンガムのドキュメンタリーです
ビルの仕事ぶりとビルを良く知る人のインタビューも交えて
彼の仕事に対する姿勢や生き様を知る事ができます。
カーネギーホールの最期の住人としてカメラマンのエディッタもインタビューに加わっています。その愛らしいことといったら...
(最後は退去しなくてはならなかったその様子も含め)
冒頭 アメリカ版ヴォーグ編集長のアナ・ウィンターが「彼の為に洋服を着るの」と言っておどけたり
アイリス・アプフェルも彼を良く知る一人としてインタビューに答えています。
フランス文化省から勲章を受けた際のスピーチで「私は働いていません。好きなことをするだけです。仕事ではないのです」と語っています。
誰しもが真似できる働き方ではないけれど
ああ、こんな生き方って素敵と思えるような そんな映画です。