のうこ

色情妻 肉の誘惑ののうこのレビュー・感想・評価

色情妻 肉の誘惑(1976年製作の映画)
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欲求不満な主婦がある日占い師に「セックスしないと死ぬよ」と言われてから、自分が行く先々でガキ使のケツバットみたいなノリで若い男女が急に現れて犯されるみたいな話。映画全体が夢のような雰囲気で、(自分を犯した集団が警察の護送車に乗せられている場面があるので何とも言えないが)松永てるほの欲求が具現化しているのではないかと。冒頭とラストショットで鏡に映った自分を見つめるのだが、ラストは車のバックミラーを見てスッキリしたような顔で「これからの人生エンジョイするぞ!」みたいな、とても晴れ晴れした雰囲気で、見ててほっこりした。冒頭の木の葉が舞う中で、カメラが庭にいる松永てるほにゆっくり近づいていくショットからしてやばい。あとあの占い師がいるマンションよかった。
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